大分県の名所・旧跡・史跡のブログ

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安心院の名所めぐり その2(安心院町)

 前回に続いて、大字下毛の名所旧跡をめぐります。今回は三女(さんにょ)神社、下市磨崖仏、下市百穴の3箇所で、至近距離に位置します。下市磨崖仏の駐車場を拠点に、歩いてまわるとよいでしょう。

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安心院の名所めぐり その1(安心院町)

 安心院町のうち安心院地区は大字古市・上市・下毛・木裳(きのも)・妻垣(つまがけ)・原(はる)・新原(にいばる)・折敷田(おしきだ)・飯田(はんだ)・荘(しょう)・戸方からなります。

 今回から2回に分けて、特に名所旧跡が密集している大字下毛をめぐります。下毛と申しますのは下市と南毛の合成地名です。下市には鏝絵のある古い建物が多く残るほか一面の美田、また名所旧跡も数多い、たいへんよいところです。特に有名なのは下市磨崖仏で、ほかにも三女神社、九人ヶ峠(くにんがとう)など歴史を感じられる名所がいろいろあります。下市周辺の名所旧跡は3時間もあれば一巡できます。

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上小倉の磨崖石塔群・山王神社(弥生町)

 今回は弥生町は上野地区のうち、上小倉の磨崖石塔群とそのすぐ上にある山王神社を紹介します。磨崖石塔群の特異なる造形や配列、歴史的な背景は、学術的にも注目を集めてきたようです。一般の遊覧者は少なく、よほど興味関心のある方しか訪れませんけれども、保存状態が頗る良好であるうえに人里に近く簡単に見学できます。大分県の石の文化の一端を示す史跡でありますし、県下に多数残る磨崖仏・磨崖石塔群の代表格でもあります。釈魔大権現とならんで、弥生町を代表する名所といって差し支えないでしょう。それで、弥生町の記事の第1回目として取り上げることにしました。

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伊美の名所めぐり その5(国見町)

 今回は大字櫛来のうち城山および陰平林道沿いと、大字伊美のうち西山方面をめぐります。行き方が難しいところが多いので詳しく説明します。

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伊美の名所めぐり その4(国見町)

 久しぶりに伊美の名所シリーズの続きを書きます。今回紹介する地点のほとんどが大字櫛来(くしく)にあたりますが、探訪の道順の都合で大字伊美の一部を含みます。櫛来の谷は庚申塔のほか宝篋印塔の秀作が多く、石造物を尋ねるだけでも楽しいものを、灌漑に関する史蹟・文化財、磨崖像、城址など、尋ねるべき名所旧跡が数多うございます。一度に紹介できませんので、数回に分けたいと思います。

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八坂の名所めぐり その1(杵築市)

 杵築市八坂地区の名所旧跡をめぐるシリーズです。探訪が不十分なので、少しずつ書き進めていきたいと思います。初回は道順によらず、地区内のお弘法様に関連する名所のうち立石山の霊場(新四国)、熊丸の阿弥陀堂、宮脇の新四国と風の神様、五無田の霊場を紹介します。このほかにも野添の大師堂、平田(ひらんた)の霊場など数々ありますが、これらは適当な写真がありませんので後回しにします。

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片山の磨崖種子と庚申塔(日田市)

 光岡(てるおか)地区、大字友田は片山部落にあります磨崖仏(磨崖種子)と庚申塔を紹介します。光岡地区や朝日地区など、日田市西部には気になっている場所がたくさんあります。ところが遠方にてなかなか探訪できておりません。それで、ひとまず片山磨崖仏・庚申塔を単独の記事で書いておき、ほかの名所を探訪でき次第シリーズとしての体裁で書き換えようと思います。

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