大分県の名所・旧跡・史跡のブログ

カテゴリから「索引」ページを開いてください。地域別にまとめています。

小富士の名所めぐり その3(竹田市・緒方町)

 先日、緒方町周辺の名所旧跡をめぐりました。天候に恵まれず予定通りとはいかなかったものの、たくさんの名所や文化財を訪ねることができましたので、今回から数回に分けて、過去の写真も取り混ぜつつ紹介していきます。まず小富士地区の続きから始めます。今回は大字片ケ瀬を含みますので、緒方町竹田市に跨ります。このシリーズの初回で申しましたとおり、旧小富士村は周辺町村と合併して緒方町になりましたが、交通不便等により大字片ケ瀬のみ竹田市に分離編入して今に至ります。この記事で申しますと、間戸谷稲荷と第三小田無隧道が竹田市のうちです。

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田原の名所めぐり その4(大田村)

 今回は大字石丸の名所・石造文化財の一部を掲載します。石丸宝塔(国東塔)以外にも、庚申塔や石殿、磨崖仏などたくさんの文化財が密集している地域です。この中から4か所のみ先に掲載して、残りはまたの機会とします。

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田野の名所めぐり その2(野津町)

 引き続き、田野地区の文化財・名所を紹介します。いずれも道路端で、簡単に分かるところばかりです。特に千光寺跡は、多種多様な石造文化財を見学できますのでお勧めの名所です。

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田野の名所めぐり その1(野津町)

 このシリーズでは野津町のうち田野地区の名所旧跡を掲載していきます。田野地区は大字八里合(はちりごう)・福良木(ふくらぎ)・亀甲(かめこう)・王子・山頭(やまず)からなります。著名な名所としては大字王子は水地部落の石造九重塔と金明孟宗竹があげられます。ほかにもすばらしい石造物が目白押しです。まだほんの少ししか見学できていませんが、まことほんとに、野津町は石造文化財の里であると強く感じております。今からその一部を順に紹介します。

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川登の名所めぐり その2(野津町)

 今回は大字清水原・岩屋・白岩で見つけた庚申塔を中心に掲載します。いずれも道路端ですぐ分かる場所ばかりです。逆に言えば車道わきの塔しか見つけられなかったということで、旧道沿いや堂様など、さがせばもっとたくさんあると思います。

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川登の名所めぐり その1(野津町)

 このシリーズでは野津町のうち川登(かわのぼり)地区の名所旧跡をとりあげます。

 さて、川登地区は大字垣河内(かきがわち)・泊・西神野(にしこうの)・清水原(そうずばる)・岩屋・白岩・落谷(おちだに)からなります。この地域の名所と申しますと何はおいても風連鍾乳洞があげられましょう。ほかにも観音の滝、白山権現、シシ権現など数々あるほか、庚申塔をはじめとする路傍の石造物も数えもやらぬほどです。また、泊の里のおツユさんとおトキさんの姉妹の逸話は、盆踊りの口説で他地域にまで流布しています。民俗芸能としては、二孝女の口説で踊る一連の盆踊りのほか、西神野の杖踊も著名です。

 初回は大字垣河内の庚申塔を中心に紹介します。垣河内の名所として観音の滝を一番に載せるつもりでしたが、訪れたのが10年以上も前でどうしても写真が見つかりませんでしたので、今回は省きます。

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