大分県の名所・旧跡・史跡のブログ

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2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

北杵築の名所・文化財 その7(杵築市)

久保畑東組の庚申塔を見つけることができましたので、北杵築シリーズの続きを書きます。下記のうち27番「境木の大日堂」につきましてはシリーズ第1回目で紹介しました2番「境木」と同一箇所でありますが、写真を撮り直すことができましたので改めて詳しく説…

櫛海越を行く―伊美の名所・文化財その3―(国見町)

1月から2回チャレンジして見つけられなかった伊美中須賀組の庚申塔に、先日やっと行き着きました。それで、久しぶりに伊美の名所・文化財を巡るシリーズの続きを書くことにします。今から慈雲寺を振り出しに、パイロット道を上がり櫛海越の旧道を辿っていき…

高野堂(宇佐市)

宇佐市麻生地区は谷沿いにいくつもの小集落が点在する農村地帯で、名勝耶馬溪のうち東耶馬溪にあたります。七折八折の山路を辿れば、春は花の曇りに奇岩を塔のおぼろ月、蛍舞う稲田も色青みきて盆は傘鉾、伊呂波川とや色をかさねの綾錦に秋の日長、冬は野仏…

五無田の弘法霊場(杵築市)

八坂地区は大左右(だいそう)部落、字五無田にあります弘法大師霊場を紹介します。 ○ 大左右の桜並木について 大左右は生桑(いくわ)の枝郷で、平淵道が現役であった頃は往還から外れて袋小路の土地でありましたが、戦後に県道の新道が開通してからは、国…

西椎屋の滝周辺の名所(院内町・玖珠町)

西椎屋(にししや)の滝周辺は「椎屋耶馬溪」のうちにて、断崖絶壁の荒々しい岩山に青葉やもみじの映える景勝地としてその名を馳せてまいりましたが、この地域はすこぶる交通不便でした。ところが近年は西椎屋道路の改良著しく、しかも秋葉様の山あたりの風…

朝日の名所めぐり その1~十万地獄の今昔~(別府市)

朝日地区は大字鶴見および大字鉄輪(かんなわ)からなります。この地域の初回は、鉄輪温泉にあります十万地獄を紹介します。今回は少し趣向を変えて、手持ちの古い絵葉書と現在の写真の両方を掲載します。両者を比較して、景色の移り変わりを見ていただきた…

津房の名所めぐり その1(安心院町)

津房地区は安心院盆地にほど近い平地から、天間(あまま)高原に近い丘陵地まで細長い谷筋で、楢本磨崖仏、地獄極楽など数多くの名所旧跡があり、安心院町を観光する際には必ず訪れるべき地域です。今回はこのシリーズの初回ですので、この地区を代表する名…

川久保地区の今昔 後篇(日出町)

この記事は前篇後篇を再編集して統合し、「藤原の名所めぐり その4」として投稿しました。リンク先をご覧ください。

川久保地区の今昔 前篇(日出町)

この記事は前篇後篇を再編集して統合し、「藤原の名所めぐり その4」として投稿しました。リンク先をご覧ください。

蛇渕の磨崖仏(山香町)

山香町の磨崖仏を紹介します。今回は鳥ノ江(とりのえ)にあります蛇渕(じゃぶち)の磨崖仏です。この磨崖仏は前回紹介しました西鶴の磨崖仏よりもずっと行きやすいので、気軽にお参りすることができます。けれども入口が分かりづらいので、詳しく説明いた…

西鶴の磨崖仏(山香町)

今回は、山香町の西鶴磨崖仏を紹介します。山香町というところは国東半島のちょうど付け根に位置しまして、旧速見郡でありますけれども国東文化の影響も大なるところがあったと思われます。その影響かはわかりませんが山香町には磨崖仏が多く、10か所以上を…

諏訪の名所めぐり その1(野津原町)

昨年から、庚申塔をさがして野津原町を何度か訪れています。その度に、庶民のエネルギーに満ち満ちた石造物がものすごくたくさん残っていることに感銘を受けています。野津原町はまさに石造文化財の宝庫といえる土地ですが、残念ながらその素晴らしい文化財…

都甲路を行く その6(豊後高田市)

「都甲路を行く」のシリーズの続きを書きます。いよいよ東都甲の谷の奥詰めまできました。鬼城岩峰からスタートします。