大分県の名所・旧跡・史跡のブログ

カテゴリから「索引」ページを開いてください。地域別にまとめています。

田染の名所めぐり その8(豊後高田市)

 久しぶりに田染シリーズの続きを書きます。今回は七田(しった)の観音様・お稲荷様、大平前の穴観音様、鍛冶屋林の庚申塔、元宮磨崖仏を紹介します。特に七田の観音様は、行き方が少し難しいものの近隣在郷でも指折りの名所で、このシリーズの目玉のひとつとです。

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上伊美の名所めぐり その6(国見町)

 今回は大字野田の名所を2か所(通堂の庚申塔平等寺)、それから大字千灯に返って鷲ノ巣を紹介します。特に鷲ノ巣は、ハイキングがてら自然探勝と文化財探訪を同時に楽しむことのできる名所として皆さんにお勧めいたします。旧千灯寺や西不動などと同様に、上伊美地区を代表する名所といえましょう。

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上伊美の名所めぐり その5(国見町)

 今回は旧千灯寺跡と五辻不動をめぐります。いずれも仏様を巡拝しながらのお山めぐりコースとして、自然探勝と文化財探訪を同時に楽しむことができます。これに千灯岳や寺迫の金毘羅様、西不動霊場、鷲ノ巣などを組み合わせたコースを設定しますと、1日を楽しく過ごすことができます。

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亀川の名所めぐり その2(別府市)

 引き続き亀川地区の名所旧跡を紹介します。特に羽室の御霊社はこのシリーズの中の目玉といってよいでしょう。みなさんに参拝・見学をお勧めしたい名所中の名所でありますので、特に詳しく紹介します。なお、今回も絵葉書による昔の風景の紹介を含みます。

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亀川の名所めぐり その1(別府市)

 別府市は亀川地区の名所旧跡を紹介します。このシリーズでは手元にある絵葉書をたくさん載せて、今ではすっかり忘れられてしまった昔の名所、それから景観が一変した名所・景勝地も織り交ぜていこうと思います。

 さて亀川地区で著名な観光地といえば、血の池地獄と竜巻地獄、十文字原展望台、柴石温泉・渓流、亀川温泉があげられます。また近年は、鬼滅の刃の関係で内竃の竃門八幡様にお参りをされる方が急増しているようです。鬼の岩屋や白亀塚も名所として知られていますが、観光のあり方の変容に伴い、今ではよほど興味関心のある方しか訪れなくなっています。

 そのほかには羽室の御霊社、姫山の立石、矢黒の観音堂、関ノ江海岸、亀川バイパスのフェニックス並木、湯山の湯ノ花小屋などの名所・景勝もあります。今は昔となってしまった名所・景勝としては謎が謎を呼ぶ亀川洞門、旧釜戸地獄、内竃から関ノ江にかけての棚田、フイガ城跡など。これらの中から、写真や絵葉書が手元にあるところに絞って順々に紹介していくことにします。

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稙田の名所・文化財 その5(大分市)

 久しぶりに稙田シリーズの続きを書きます。今回は森津の石造物を皮切りに上田尻の不動堂、蕨野の日枝神社、秋岡の石造物、田島の石造物、上芹の熊野権現、虎御前古墳の石造物をめぐるという、盛りだくさんの内容です。道順が飛び飛びになりますから、もし実際に探訪される際には過去の記事で紹介した名所旧跡と組み合わせてコースを設定してください。

その1 蕨野の石造物(庚申塔ほか)、日枝神社庚申塔

その2 下桑本の石造物(庚申塔ほか)、小野鶴八幡の庚申塔

その3 高瀬石仏(磨崖仏)、八鉾大明神と秋葉様、敷戸石仏(磨崖仏と石塔)

その4 露の石造物(庚申塔ほか)、宮地の庚申塔浅草神社、下宗方の石造物(庚申塔ほか)

 特に、この記事における「日枝神社」の項は「その1」の補遺となりますから、先に当該記事をご覧になることをお勧めいたします。

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上津の名所めぐり その1(本耶馬渓町)

 本耶馬渓町は上津(こうづ)地区のうち、羅漢寺耶馬渓の名所旧跡を紹介します。羅漢寺耶馬渓は耶馬十渓のうち本耶馬渓や深耶馬渓とならぶ観光のメッカで、特に紅葉の時季には杖を曳く人が後を絶ちません。羅漢寺や古羅漢(ふるらかん)の素晴らしい景勝や石造文化財の数々、その霊験は昔から広く知られており、近隣在郷を代表する名所です。古羅漢からスタートして智剛寺、百間馬場、羅漢寺の順に歩いて巡ることができますので、その道順に沿うて紹介していきます。上り下りが多いのでくたびれますが、半日もあればゆっくりお参りしてまわることができます。秋は言うまでもありませんが、5月頃の晴天の日にお山めぐりをするのも楽しいものです。

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